さて、フジロックをキャンプで過ごすにあたって、準備するものの1つに、寝袋があります。
この寝袋、いざ見てみると同じようなモデルでも意外と種類が多く、値段の幅も広いんですよね。寝袋をはじめて選ぶひとにとっては、けっこう迷うポイントだと思います。
雨や暑さでわりと過酷になりがちなフジロックキャンプですが、できるだけ快適に過ごすための寝袋選びは失敗したくないですよね。
ということでこの記事では、フジロック用の寝袋の選び方、そしておすすめの寝袋を紹介していきます。
フジロック用の寝袋、おすすめの基準【使用温度】
まず具体的にいうと、フジロック用の寝袋は使用温度が15℃くらいのものを選びましょう。
主に寝袋の種類は、この「使用温度」ごとにラインナップされていまして、「使用可能温度」「快適温度」「最低使用温度」などで表記されている場合もあります。
フジロック会場の気温は20〜30℃くらい
会場およびキャンプサイトである、新潟県湯沢町苗場スキー場のフジロック期間の気温はこのくらい。山フェスなので気温差は激しいですが、冬のように寒くなるわけではありません。
寝袋のラインナップで1番薄手のタイプが、だいたい使用温度15℃くらいなので、それを選べばOKです。
テントの中は灼熱になる
晴れて日が昇ってくると一気に気温が上がりますので、夜閉め切って寝ているテントの中は灼熱になります。前日朝方までレッドマーキーで遊んでいても、強制的に起床です。笑
というわけで、厚手の寝袋で寝ていると、かなりツラいです。
関連記事: フジロック用テントの選び方【最高の3daysのために…】
フジロック用の寝袋、おすすめを紹介します
さて、ここからはおすすめの寝袋をピックアップしていきます。
Coleman (コールマン) - パフォーマーIII/C15
コールマンのパフォーマーIII/C15は、快適温度15℃以上の封筒型寝袋。ポリエステル製で、洗濯機で丸洗いができます。
封筒型の寝袋は、足を出すなど、くるまり具合が調節しやすいところがポイントです。
CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) - プレーリー 600
キャプテンスタッグのプレーリー600も封筒型の寝袋。最低使用温度が15度の設定です。
こちらパフォーマーIII/C15より少し小さくて100g重いのですが、Amazonで格安になっています。
THE NORTH FACE - エコトレイルシンセティック13
エコトレイルシンセティック13は、マミー型寝袋。最低温度規格が13℃となっています。重さは約760gです。
マミー型は名前の通りミイラのように包み込まれるタイプの寝袋で、軽量なのが特徴です。
【マット】フジロックでは寝袋の下に必ず敷くことをおすすめ
ところで、寝袋の下に敷くマットも忘れずに準備しましょうね。マットの有無は寝心地を大きく左右しますよ。
フジロックのキャンプサイトは苗場スキー場ふもとの草地でして、寝てみるとけっこうゴツゴツしていますし、場所によっては傾斜のあるところにテントを設営しなければなりませんからね。
マットにはエアーマットタイプと折りたたみタイプがありまして、下記におすすめをピックアップしておきました。
CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) - EVA フォーム マット シングル
折りたたみタイプはコンパクトに収納できませんが、クッション性は高め。折りたたんで枕にすることもできます。
Coleman (コールマン) - キャンパーインフレーターマット/シングルIII
こちらは自動膨張式のエアーマットタイプです。コールマンのキャンパーインフレーターマットは5cmと厚手になっています。
自動膨張式エアーマットもコンパクトには収納できないものが多いです。
枕付きエアーマット
こちらはコンパクトに収納できるタイプのエアーマット。リュックの中などにもすっぽり入ります。
自分で息を吹き込んで膨らませる必要がありますが、そこまで大変ではありませんよ。あと、枕つきです。
フジロックに寝袋はいらないという意見→【必要です】
フジロックに寝袋は不要であるという意見をたまに見かけますが、ぼくは寝袋は確実に用意するべきだと思います。
冒頭でも少し書きましたが、フジロックの期間中は雨や暑さのなかたくさん歩くので想像以上に体力を消耗します。なるべくいい状態で睡眠をとって体力を保つのは、フジロックを楽しむためにけっこう重要なこと。
夜中に冷えて体調を崩したら困りますし、トイレに行くにも暗くて足元の危ない中、少し歩かなければなりませんしね。
フジロックキャンプ初心者の方は、ぜひこのブログを参考にしてみてください!
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