さてさて、フジロックに参加予定の皆さまは色々と計画を立てているかと思いますが、フジロック初心者のひとは「どのくらいのお金を持っていけばいいのか?」って迷いどころですよね。
その結論をざっくり言いますと、
電子マネーを用意して、現金は多少持てばオールOK
くわえて言うと、フジロックを最高に楽しむためには、
電子マネーは絶対使うべき
この記事では、そんなフジロックでの電子マネー事情と、おすすめの使い方について、体験談をふまえながら説明します。
フジロックでは電子マネーがほぼ100%利用可能【キャッシュレス】
フジロック会場では、一部を除き、ほとんどの支払いに電子マネーを使うことができます。
実際、ぼくの例年キャンプ泊で全日程参加のフジロックを振り返ってみても、現金を使ったのは苗場温泉(500円/1回)を利用するときぐらい。ほかに何かに現金使ったかな。。。?そのくらいのレベルでキャッシュレス。食事、ドリンク、ゴンドラチケットなどの支払いは、すべて電子マネーを利用しました。
フジロックで使える電子マネーの種類
会場内外の飲食、グッズの購入に、各種電子マネーをご利用頂けます(一部店舗除く)。
利用可能電子マネー
Kitaca / Suica / PASMO / TOICA / manaca / ICOCA / SUGOCA / nimoca / はやかけん / QUICPay / iD / nanaco / 楽天Edy / WAON / PayPay
※予告なく変更する可能性がございます
主要なものは、ほぼ使えます。
これを書いている現在、コード決済はPayPayが利用できます。LINE PAY / 楽天ペイなどは利用できないなので注意です。最新の状況はFAQページにてご確認を。
クレジットカードはグッズ売り場でのみ利用可能
下記グッズ売り場にて、ご利用可能です。
利用可能売場
オフィシャルグッズ売場/アーティストグッズ売場
[ 利用可能カード ] VISA / MASTER
オフィシャルショップ岩盤
[ 利用可能カード ] VISA / MASTER / JCB
グッズを購入予定のひとは、クレジットカードも用意しておいていいでしょう。
フジロックで電子マネー使うメリット
フジロックで電子マネーは「使える」じゃないです。
「使うべき」です。マジで。
下記がその理由。
支払いがスピーディー【行列解消】
フジロックのフェス飯屋台とか、ゴンドラチケット売り場とか、まぁまぁ並ぶんですよ。
楽しい楽しいフジロックの時間を、行列に並ぶことになんてなるべく使いたくないですよね。雨が降っている中で並ぶとか最悪ですよ。
電子マネーの支払いは現金より確実にスピーディーです。ワンタッチですから。電子マネーの利用者がもっと増えれば、行列解消につながり、みんなのフジロック充実度がアップするわけです。
お金の管理が楽
これには2つの意味があって、1つは「どのくらい使ったか」を管理しやすいという点。
フジロックではテンションが上がるので、ここぞとばかりにドリンクやフェス飯などをバンバン買ってしまいます。笑
電子マネーであれば、残高や履歴をスマホで見れば1発で使ったお金を確認できます。フジロックの最中にちまちま財布の中の残りの現金を数えるなんてしたくないですよね?(今どき「現金じゃないと使った感覚がわからない~」とか言ってるひとはこの機会に考えをあらためましょう。)
そしてもうひとつの意味が「物理的に管理しやすい」です。
電子マネーであれば、行列のなかで小銭をぶちまけてしまったり、風でお札が飛ばされてしまうなんていう心配はありません。
あと、大雨が降ると、場合によっては財布の中までびしょびしょになります。
濡れてくっついたお札を剥がしながら支払いとか、めちゃダルいです。
関連記事: フジロック初心者は感じた「レインウェア、超重要!」おすすめをまとめます。
ATMに走らなくていい
場外にATM車両や電子マネーのチャージ機を設置が設置された年もありますが、フェス中にわざわざお金を下ろしに行くなんてことはなるべく避けたいですよね。お目当てのアーティストを見逃してしまうかもしれません…。体力も消耗します。
その点、チャージ不要かスマホチャージできるタイプの電子マネーであれば心配ありません。
この次に、そのようなタイプのフジロックで使いたい電子マネーを紹介します。
フジロックでおすすめの電子マネー【スマホ編】
まずはスマホで支払う電子マネーのおすすめです。
スマホで利用すれば、チャージ不要かスマホからいつでもチャージ可能です。
Suica(スイカ)【iPhoneユーザーはこれ!】
AndroidユーザーもOKですが、iPhoneユーザーがスマホ支払いをする場合はエクスプレス設定(Touch ID / Face ID不要)のできるSuicaが間違いなくおすすめ。
下記にあるiDやQUICPayをiPhoneで使う場合、Touch ID(指紋)がFace ID(顔)認証をして支払う必要がありまして、これがフジロック中だとものすごく面倒。
雨が降って手が濡れると指紋認証の反応がとても悪いですし、ポンチョのフードなどを深く被っていると顔認証の反応も悪くなってしまうんですよね。
Suicaをスマホに設定する
設定方法は、こちらの公式サイトをご覧ください。
クレジットカードを連携できますので、いつでもチャージ可能で安心です。
連携するクレカはビックカメラSuicaカードを登録しておくと、チャージの際にもポイントが貯まるのでおすすめ。年に1度でも使えば年会費は無料です。
ちなみにですが、オートチャージはフジロック会場ではできません。
なお、上記のどちらかの設定方法ではなく、モバイルSuicaアプリでも利用できますが、ビューカード以外のクレジットカードを登録すると1030円の年会費がかかってしまうので、注意です。*追記: 2020年2月26日以降は無料に。
iD / QUICPay(クイックペイ)【Androidユーザーにおすすめ】
Androidスマホなら、iDやQUICPayの支払いも端末にかざすだけでOKなので、こちらもおすすめです。クレカと連携するのでチャージは不要。
iDアプリをスマホに設定する
iDの設定方法は下記のリンクよりどうぞ。
iDと連携するクレカは三井住友VISAカードなどが対象カードです。
QUICPayをスマホに設定する(Google Pay)
QUICPayの設定方法は下記のリンクよりどうぞ。
QUICPay(Google Pay)はJCBカードなどが対象となります。
楽天Edy【Androidユーザーのみ】
Androidユーザーは楽天Edyアプリなら、スマホチャージ可能な電子マネーを利用できます。
クレカを登録して、オートチャージが可能です。やり方は下記のリンクをどうぞ。
なお、連携するクレカは年会費無料の楽天カードがおすすめ。
楽天カードから楽天Edyにチャージすると200円で1ポイント還元されますし、そのポイントをまたEdyにチャージすることも可能です。それ以外の利用では1%の高い還元率ですし、楽天ポイントは日常生活で利用できる場所がとても多いです。飲食店やドラッグストア、家電量販店など色々なところで利用可能。
フジロックでおすすめの電子マネー【カード編】
電子マネーに対応したスマホを持っていない方などは、iDやQUICPayのカードを作るといいです。クレカと紐づけるので、チャージ不要。
※Suicaや楽天Edyのカードですと、チャージ金額に上限があり、スマホチャージもできないのでおすすめできません。
iDやQUICPayのカードを作るにはクレカの申し込みが必要。
専用カードも作れますが、iD / QUICPay一体型クレジットカードを作ると便利なのでおすすめです。
iD / QUICPay(クイックペイ)のクレカ一体型カードを作る
すべてのiD / QUICPay対応会社で一体型クレカを作れるわけではありません。
iD一体型クレカは三井住友VISAなどで作ることができ、QUICPay一体型クレカは住信SBIネット銀行のミライノカードなどで作ることができます。
フジロックで電子マネーを使うときの注意
以下、ありがちなトラブルです。
充電切れ【モバイルバッテリー必須】
スマホで電子マネーを利用する場合は充電切れに注意です。
必要に応じたサイズのモバイルバッテリーを用意しておきましょう。
フジロック中に持ち歩き便利なモバイルバッテリー
フジロック会場内で持ち歩くモバイルバッテリーはAnkerのPowerCore Fusion 5000くらいのコンパクトなものを用意しましょう。
大きなバッテリーだと意外と重くなってしまい、疲れてしまいます。フジロックはかなり歩き回りますからね。
フジロック全日程カバーするモバイルバッテリー
テント泊でフジロックを楽しむなら、大きなモバイルバッテリーも用意しておきましょう。
Anker PowerCore 26800くらいあるバッテリーであれば、フジロック期間中はまずもちます。こちらのバッテリーの目安としては、iPhoneに5〜6回くらいは充電可能。
破損 / 水濡れ
落下によるスマホの画面割れで操作ができなくなってしまったり、水濡れでの故障には注意しましょう。
いつも裸のままで使っているという方は、フジロックの時だけでもカバーやケースを使用したほうがいいと思います。
スマホケース
このようなソフトタイプのスマホカバーでもけっこう衝撃から守ってくれます。
ぼくはこのタイプをずっと使っていて、今までに画面割れの経験がありません。
防水ケース
最近では防水仕様のスマホがとても多いですが、このようなスマホ防水ケースを持っているとアウトドアのとき何かと便利です。
盗難 / 紛失
フジロックでは人混みや暗いところを行動したりします。疲れると注意も散漫になってくるので、盗難や紛失には十分に注意してください。
関連記事: フジロックを楽しむために…テント周りは盗難に注意【対策を紹介します】
念のため紛失などをしてしまったときのリスクヘッジとして、スマホ、カードや現金はひとまとめにしておかない方がいいですね。
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